Gpadという進化した凡庸エディタ

 色々なEditorがあるのですが、こと2バイト文字でもある“日本語入力”に関しては、左程便利だと思われるEditorが多くはないのが現実です。

 今までは、oeditやotbeditの入力補完辞書を使用して行なっていたわけですが、これが使い方に少々“コツ”が必要でした。

 入力補完を使いたい場合、必ず文字の前に句読点か、半角・全角の空白がないと、2バイト文字の日本語ですね、漢字入力を行なっても検出してくれないという状態でしたので、少し手間がかかっていたことは確かです。

 やはり、日本語入力専門で、入力補完が使えるEditorは無理なのかな?とも考えていたのですが、gpadがUnicode対応となったということで、少しこのEditorで出来るのかな?と考えましたのでトライしてみたら、oeditの時と違い、しっかりとKeywordを設定しておき、きちんと設定さえしておけば、楽に日本語入力対応が出来るEditorに仕上がります。

 特にオフィス系の仕事をしていた場合、S-JISで対応出来る文字ばかりならば、MK Editorでも構わないと思うのですが、こと専門的な文字で特にPCでは環境依存文字となる場合は、Unicodeでないと記載出来なかったりしますので、不都合が多いわけです。

 残念ながらMKEditorは文字入力選択がS-JIS、そんなわけですので、非常に不都合を感じてしまっていた為、今まではoeditの入力補完に頼っていた、しかし少々“癖”がある、それを打ち破ってくれるのがgpadになると筆者は感じています。

 まずは作者さんのサイトからインストールして、適当なフォルダに解凍します

初心者さんは、よく判らなかったら、拡張子がexeになっているものを選択するといいでしょう。

圧縮解凍ソフトを使っている方は、マイドキュメントの何処か適当なフォルダで構いません。

自分が使いやすいように、fontや文字の大きさや空白表示などをいじります

 Keywordファイルを作成、この時デフォルトでは何も作られていませんので、一文字入力してファイルを作成してから、そのKeywordファイルを編集するほうが楽に自分専用のテキストを作成することが出来ます。
文字コードは、S-JISではなく、Unicodeで保存したほうが、特に専門用語を使用する機会が多い人には便利だと思います。

 実はこのKeywordですが、かなり長文でも一発入力出来ますので、EditorのデフォルトではAlt + Spaceキーで設定されている入力補完キーを、自分の使いやすい状態に変更しておいてもいいでしょうね。筆者の場合は、Ctrl + Spaceで入力補完を出しています、秀丸やEMなどを同じスタイルになりますが、当然Vimやemaseと同じでも構わないという自由度があります。
(全てが同じではないですが)

 ちなみにZen-Codingもとりあえずスクリプトとして設定してありますので、HTMLを使用する人にもいいかもしれません(筆者はまだ、この機能は使用していませんが)

 Keywordファイルの設定を済ませたら終わりではなく、設定を色々と自分で作って行かないといけません。

 まずデフォルトでは“標準”で使用する時、何もありませんから、まずはここから始めないといけないでしょう。

標準仕様はデフォルトでは作成されていませんので、まずはこちらの標準でキーワードが使用できるように、標準仕様モードを作成しておきます。
 そのうえで、標準仕様キーワードを編集するのですが、これはエディタ側から一文字づつ入力していきますと、日が暮れてしまいますので一文字作成して拡張子がKWDというテキストファイルを作成しておくといいわけです。文字コードはこの時時々で作成しておくと、難しい漢字や、機種環境依存文字でも入力補完候補として使えるという強みになります。

 そして赤のラインのところがありますが、辞書ファイルに先程作成しておいたKwdファイルを指定しておきます。以外と忘れがちですので、わすれずに。

 しかし、これだけですと、まだ入力補完としては使うことが出来ません。(メンドイですね)

そこで書式設定項目のキーワードに、標準仕様を追加して下さい。

ここまでが必要な手続きみたいなものですが、これを行なっておけば、日本語入力の際に、入力補完や定型文を、入力補完キーで呼び出すことが出来るわけです。

あとは自分が使いやすいように、KWDフィアルを編集、編集後はエディタ側にインポートをしていくことで、使える文字が増えていくことになるわけです。

 カスタマイズがしやすいという事は、逆に考えますと、“手間がかかる”という事なのですが、

文字コードの選択、入力補完、定型文一発入力などの能力を加味してますと、使わないほうが効率が悪いかな?とは思いますね。

 急がば廻れという言葉が一番お似合いかもしれないエディタです。

あとは、大文字小文字のチェックを入れておかないと、日本語検出が出来ません。

また、アルファベットと日本語の混在しているファイルでも使えますので、この2つのチェックは必要になってきますので、忘れないようにして下さい。

外部ツールにも対応しているのでメール編集もお手の物

 外部ツールにも問題なく対応出来ていることが一番の強みになると思います。

例えばCドライブの中にメールソフトが入っていたとしましょう。

筆者の場合は、Thunderbirdを使っていますので、上の画像にあるように

XPであればC:\Program Filesの中に入ります。Win7であれば(x86)の側になりますが、これは各PCによって違いがあると思いますが、コマンドの一番右のボックスをクリックして階層を追いかけていけば問題ないと思います。

 設定が終わったあと、外部ツールとしてクリックしてみますと、メールソフトの場合は

送信メール作成フォームが立ち上がりますので、スムーズに作業が行えると思います。

 G-padでテキストを編集して、メーラーで送信がスムーズに行えますので、効率という面で考えても、大変良いと思います。